August 04, 2025

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オンセミのEliteSiC技術によりクラス最長の航続距離を実現

2025年8月5日(米国2025年8月4日発表) – オンセミ(本社:米国アリゾナ州スコッツデール、Nasdaq: ON)は、Xiaomiの電気SUV「YU7」の一部モデルに、オンセミのEliteSiC M3e技術を搭載した先進的な800Vドライブプラットフォームが採用されることを発表しました。EliteSiC M3e技術を搭載したプラットフォームは、卓越した性能と効率を特長としており、自動車メーカーは電気自動車(EV)向けのより小型・軽量かつ堅牢なトラクションシステムを設計することが可能となります。

オンセミのEliteSiC M3e技術をトラクションインバーターに搭載することで、このプラットフォームは、性能と電力密度を向上させながらシステム全体のコストを削減し、ドライバーのために航続距離の大幅な延長を実現します。

業界最小のオン抵抗を達成したオンセミのEliteSiC技術は、小さなフットプリント内でのピーク電力供給の基準を向上し、効率や航続距離を犠牲にすることなく、車両のより高速な加速を可能にします。

オンセミでパワー・ソリューション・グループのグループ・プレジデントを務めるサイモン・キートン(Simon Keeton)は次のように述べています。「オンセミのEliteSiC技術は、業界をリードする効率、電力密度、熱性能を提供しており、航続距離が長く、加速性能に優れ、信頼性の高い電気自動車の開発を可能にします」「当社の業界最先端のシリコンカーバイド技術により、次世代電動モビリティの可能性が広がっています」

世界的に電動化へのシフトが加速する中で、オンセミのEliteSiCソリューションは、高い電力密度、改善された熱性能、優れたエネルギー効率を実現することで、継続的に次世代EVの進化を支え、より長い航続距離および優れた性能を新たな基準として確立します。