March 07, 2023

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オンセミはSBTiへのコミットメントで2040年までのネットゼロ目標をさらに促進

2023年3月9日(米国2023年3月7日発表)- インテリジェントなパワーおよびセンシング技術のリーディング・サプライヤであるオンセミ(onsemi、本社 米国アリゾナ州スコッツデール、Nasdaq: ON)は、SBTi(Science Based Target Initiative: 科学的根拠に基づく目標イニシアチブ)にコミットしたことを発表しました。オンセミで社長兼CEOを務めるハッサーン・エルコーリー(Hassane El-Khoury)は最近、コミットメントレターに署名、SBTiに提出し、24カ月の目標検証プロセスを開始しました。これはオンセミの脱炭素化に向けた取り組みにおける、きわめて重要なステップであり、2040年までにネットゼロを達成するという同社の気候目標の透明性を示すものです。

このレターの提出により、オンセミはSBTiの基準に沿って、科学的根拠に基づく短期的な排出削減目標の設定を誓約したことになります。これらは気候変動による壊滅的な影響を避けるために重要な閾値である、産業革命前からの気温上昇を1.5℃未満に抑えるためのものです。

オンセミで、サステナビリティ&環境・社会・ガバナンス(ESG)担当シニアディレクタを務めるキム・ルー(Kim Luu)は、次のように述べています。「SBTiは、科学と整合性がとれた炭素削減目標の絶対的基準です。このイニシアチブが提供する支援と専門知識により、オンセミは世界の排出削減努力を支援する目標を確実に達成できます。オンセミは、2024年12月までにSBTiと整合性が取れ、検証された承認済みの短期目標を公表し、新しいレベルの透明性を達成します」

SBT (Science Based Targets: 科学的根拠に基づく目標)は、企業が温室効果ガス(GHG)排出量を削減するための道筋を明確に定義し、現在の事業プロセスの大規模な脱炭素化に焦点を当て、事業と収益の成長を将来の排出量増加から切り離します。SBTは、設定された目標が確立された排出量削減の道筋と合致することを確認するための厳格な審査プロセスを必要とするため、企業の気候変動目標に信頼性と妥当性を与えます。

さらに、気候関連の規制に対するレジリエンスを確立することで、企業に対する投資家の信頼を高めることができます。SBTは、企業の営業収益を向上させる競争力を確立します。特に、独自のサプライチェーン排出削減目標を持つ顧客にとっての付加価値となります。また、将来も有効な資源の回復力によって、最終的な節約にもつながります。

オンセミは、2024年12月までにSBTiと整合性が取れて、検証された承認済み短期目標を公表する予定です。オンセミの目標と今後数年間における目標達成の進捗に関する情報は、年次サステナビリティレポートで共有されます。