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オン・セミコンダクター、マシンビジョンと複合現実(MR)アプリケーション向け高性能CMOSグローバルシャッタ・イメージセンサ「AR0234CS」を発表
新製品AR0234CSの高いダイナミックレンジと革新的なピクセル設計により、 120fpsで優れた画像の鮮明さを実現
![]() 2020年10月8日(米国2020年10月7日発表): 高効率エネルギーへのイノベーションを推進するオン・セミコンダクター(本社 米国アリゾナ州フェニックス、Nasdaq: ON)は、グローバルシャッタ技術を備えた2.3Mp CMOSイメージセンサ「AR0234CS」を発表しました。この高性能センサは、マシンビジョンカメラ、AR/VR/MRヘッドセット、自律走行搬送ロボット(autonomous mobile robot、AMR)およびバーコードリーダを含むさまざまなアプリケーション向けに設計されています。 AR0234CSは、1080pの動画と、最大120フレーム/秒 (fps) で動作するシングルフレームをキャプチャします。この 2.3Mpのセンサは、業界トップクラスのシャッタ効率により、高速シーンでのフレーム間の歪みを最小限に抑え、他のイメージセンサで生じるモーションアーチファクトを軽減して、鮮明でクリアな画像を生成します。 AR0234CSの革新的なピクセルアーキテクチャにより、夜の暗闇から明るい太陽光までの照度条件をサポートするために必要な高ダイナミックレンジを実現します。低ノイズと低照度応答性の向上により、コンシューマ、商用、および産業用IoTの広範囲のアプリケーションに適しており、動作温度範囲が拡大しているため、屋外環境の厳しい環境にも対応できます。 オン・セミコンダクターのインダストリアル・コンシューマ・センサ部門(Industrial and Consumer Sensor Division, ICSD)で、バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャを務めるジァンルカ・コッリ(Gianluca Colli)は、次のように延べています。「より多くのメーカが、ビジョンベースのエキスパートシステムで自動化を進めているため、高品質なイメージセンシングの必要性が高まっています。この需要に対応するためには、イメージセンサのサイズ、性能、電力を最適化する必要があります。オン・セミコンダクターは、このニーズをいち早く認知してAR0234CSで対応しました」 AR0234CSが提供する他の高度な機能として、オンチップヒストグラムによるプログラマブル関心領域、自動露出制御および5×5統計エンジン、完全に統合されたストロボ照明制御、水平および垂直ミラーリングと連動した柔軟な「行」および「列」スキップモード、ウィンドウィング、ピクセルビニングが含まれます。 AR0234CSは、イメージ信号プロセッサ(Image Signal Processor、ISP) 「AP1302」と組み合わせることで、迅速な製品化に向けた包括的なカメラシステムの設計・開発が可能になります。さらに、システム設計者は、DevSuiteソフトウェアにアクセスして、機能・能力を評価し、センサを構成および調整し、さらなる画像処理に使用できる既成の出力を提供できます。 AR0234CSは、0度または28度のチーフレイアングル(chief ray angle、CRA)と、カラーおよびモノクロのバリエーションで提供されます。サンプルと開発ハードウェアは、お近くのオン・セミコンダクターの販売サポート担当者および正規代販売理店から入手いただけます。
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