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オン・セミコンダクター、SVGA対応のコンパクトなCMOSイメージセンサで PYTHONファミリーを拡張
新製品の1/3.6インチ・デバイスにより産業用途向けの感度と性能を費用効率の高い小型アプリケーションで実現
![]() 高効率エネルギーへのイノベーションを推進するオン・セミコンダクター(本社 米国アリゾナ州フェニックス、Nasdaq: ON)の日本法人オン・セミコンダクター株式会社(本社 東京都台東区)は、CMOSイメージセンサのPYTHONファミリーが持つ高度なグローバルシャッタ・イメージング性能を、費用効率の高い小型設計で実現するラインアップを拡張しました。 新製品PYTHON 480イメージセンサは、既存のPYTHON 500と同じピクセル・デザインとSVGA(800 x 600ピクセル)解像度を備えていて、サイズ(既存のデバイスより85%小さいパッケージ)およびパワーの面で最適化されています。2つのマイクロレンズ・オフセット・オプションを備えた大型の4.8 µmのグローバルシャッタ・ピクセルにより、検査システム(短い露光時間で、移動物体を被写体ぶれなしに捕捉)からバーコード・スキャン(大きな被写界深度と小型のスキャンエンジンが必要)のアプリケーションで高い光感受性を実現しています。この新しいデバイスは、PYTHONファミリーのCMOSイメージセンサのイメージング性能を保持すると同時に、シングルレーンのLVDSまたはパラレル出力により最大120 fps(1秒当たりのフレーム数)の読み取り速度をサポートしています。 オン・セミコンダクターのイメージセンサ・グループの産業向けソリューション部門の副社長兼ジェネラルマネージャーであるハーブ・エルハルト(Herb Erhardt)は、次のように述べています。CMOSイメージセンサのPYTHONファミリーは、価格性能比の高い高性能の産業用イメージングの業界基準としての地位をすぐに築きました。PYTHON 480により、PYTHONファミリーは、従来はサイズ、パワー、およびコストの面で制約があったイメージング・アプリケーションで新たに利用可能となり、必要とされる高度なイメージング性能を提供します」 PYTHON 480は、RoHS準拠の CSP-67パッケージでモノクロおよびベイヤーカラーの構成でサンプル出荷されており、2017年の第1四半期に本格的な量産が計画されています。新しいPYTHON 480のデモおよび低電力のコスト効率の良いPYTHON 1300およびPYTHON 5000構成を含むPYTHONイメージセンサの完全なポートフォリオに関する情報は、ドイツのシュツットガルトで11月8日~10日に開かれる2016 VISION見本市において、オン・セミコンダクターのブース(1C32)で提供されます。 Follow @onsemi_jp オン・セミコンダクターについて # # # オン・セミコンダクターおよびオン・セミコンダクターのロゴは、Semiconductor Components Industries, LLCの登録商標です。本ドキュメントに記載されている、それ以外のブランド名および製品名はすべて、各所有者の登録商標または商標です。オン・セミコンダクターは、本ニュースリリースで同社Webサイトを参照していますが、Webサイト上の情報はここには記載されていません。 |